ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記 (幻冬舎文庫)



ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記 (幻冬舎文庫)
ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記 (幻冬舎文庫)

ジャンル:旅行,観光,トラベル,旅行ガイド,海外旅行,観光情報
人気ランキング:21223 位
発送可能時期:下記ボタンを押して納期をご確認下さい。
参考価格:¥ 480 (消費税込)

ご購入前のご注意
当ホームページはアマゾンウェブサービスにより運営しています。 商品販売はすべてアマゾンになります。最新価格、製品情報はボタンを押してご確認下さい。

購入する/商品をみる

南米をぶらつく

 著者は小説『ワイルド・ソウル』で知られる人物。本書は、その取材のためにブラジルとコロンビアを旅行したときの記録。
 私は旅行記好きなので、そちらの関心から読んだのだが、あまり感心する内容ではなかった。市井の人々に近づき、その純朴さとか土地に根付いたさまを発見して歩くのだが、どうにも鼻につく文章なのだ。観光客とか商社マンの行かないようなところ、接触を持たないような人々に取材して、自分だけが刹那的だけど親密な心の交流を持ったのだと自慢する。典型的な「わかったような気になている」タイプに感じられた。
 これをもとに書かれたという『ワイルド・ソウル』はどんな内容なのだろう? まあ、ノンフィクションと小説はまったくの別物だし、小説は上手くてもエッセイは全然ダメという作家も少なくない(池波正太郎とか)。機会があったら、読んでみよう。
「ワイルドソウル」の取材・放浪記

本書は小説『ワイルドソウル』の取材・放浪記であるが、どちらを先に読んでも両方とも十分に楽しめる気がする。
「南米」、「ブラジル」と来ると昨今日本国内では事件等もあって一般の日本人の印象は必ずしも良くないかもしれないが、「あけっぴろげ」であり、まわりのことには無頓着でマイペース。日本人とは根本的に異なる国民性で、その底抜けに明るい所は、ある意味羨ましくもある。
そんな正反対の地球の裏側に、日本人はどのように移民し、定着して行ったか、小説とは別に、南米・ラテンに興味のある方には旅行記としてお薦めする。

取材の成果は作者の行動力の賜物

コロンビア、ブラジルと二つの国に渡り取材を敢行した旅行記です。
作者の視点を通して、南米人のおおらかさが伝わってきました。
それは「ワイルド・ソウル」で、ケイが「日本は貧乏くさい」と言わしめたのと対比されたように、南米人との尺度の違いを浮き彫りにしていたと思いました。
「ワイルド・ソウル」上巻ではあれほど紙幅を割いて日本国政府を糾弾していたのが鳴りを潜め、ブラジル人の風俗、国民性に思考が及んでいるのに少し違和感がありました。日系一世を気遣って敢えて取り上げなかったのでしょうか。旅行記としては面白かったですが、作者の激しやすい性格に気後れしたので、★一つ減じさせていただきました。
こんな人と飲みに行ったら怖い...。やっぱりハードボイルドなんですね、この作者は。
まさに命がけ

快作、「ワイルド・ソウル」を書くための、作者の南米(ブラジル・コロンビア)への取材旅行を記した紀行文。とはいえ、外務省から渡航を止められているような場所への取材旅行であり、ここまで命がけで作品を書いている人間はそうはいないだろう。
作品を通じて感じられるラテン民族の鷹揚さと熱さ、これは日本人にはなかなか持つことができないものだと感じた。
「ワイルド・ソウル」未読の人にも、旅行記として十分楽しめる内容であるが、やはりまず「ワイルド・ソウル」を読むことをお薦めしたい。

ただの紀行エッセイではない

三賞受賞の大傑作『ワイルド・ソウル』の下地となった取材旅行中に、著者が見て感じたことを綴った一冊である。『ワイルド・ソウル』の副読本としても、南米の紀行エッセイとしても楽しめるのだが、ただ、それよりも著者の世界に対するモノの見方、感じ方が一貫して綴られているのがこの本の一番の特徴であり、読みどころだと思う。
日本で生活する者が、あまり馴染みのないラテンの異文化に直接触れて感じること。舞台は南米だが、日本という土の上で生きていくことの意味を考えさせられるようにも思った。
まあ、実際はそんなに深刻に堅苦しいこともなく、あくまでもラテン乗りのエッセイなのだが。カラッとしているが、ラティーノたちの愛情の深さが心地よい良書だと思った。



幻冬舎
ワイルド・ソウル〈下〉 (幻冬舎文庫)
ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)
真夏の島に咲く花は
午前三時のルースター (文春文庫)
サウダージ (文春文庫)




ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記 (幻冬舎文庫)

ラブホテルは今日も満室!

リゾート行かされまくり (Jets comics)

リッツ・カールトン物語―超高級ホテルチェーンのすべて (旅名人ブックス)

リッツ・カールトン物語―超高級ホテルチェーンのすべて (旅名人ブックス)

リヤカーマン―地球一周4万キロを歩いた男

るるぶアジアンリゾート―今すぐ旅立ちたい、選りすぐりの楽園リゾート。 (るるぶ情報版 (A14))

るるぶウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート―オーランド (るるぶ情報版 (C52))

るるぶシンガポール ’08~’09 (るるぶ情報版 A 12)

るるぶベトナム・アンコールワット―ホーチミン ハノイ フエ ホイアン ニャチャン (’09) (るるぶ情報版 (A11))




 [link]HHHAA081  [link]NNNZZ040  [link]IIIAA082  [link]WWWXX074  [link]NNNAA087
 [link]WWWAA096  [link]ZZZZZ026  [link]UUUUU021  [link]QQQXX068  [link]RRRAA091
 [link3]CCCCC030  [link3]CCCCC005  [link3]CCCCC081  [link3]CCCCC042  [link3]CCCCC098
 [link3]CCCCC003  [link3]CCCCC046  [link3]CCCCC085  [link3]CCCCC071  [link3]CCCCC027

[PR]動画