あくせく働く毎日に
あくせく働く毎日に、ふと息抜きをするときに読むとよいかもしれません。 必ずしも押し付けでなく、考えさせてくれるヒントがあります。
物でなく心を豊かにしましょう
アンチテーゼを穏やかに主張する、五木流メッセージ集です。戦後の日本人は物欲と生活に追われて立ち止まる事をしなかった。本書はそんな日本人に、立ち止まり考え直す事を勧めています。しかも、いずれも強引な考えの押し売りではなく、メッセージの是非をあくまでも読者側の判断に委ねています。私は発売当初から、旅行には必ず携帯し、時折眺めては自分を省みております。 各章が5分程度で読み切れるのも魅力です。特に私は第2章「励ます」が気に入っています。物事を「正」と「邪」に二分し「邪」を徹底的に叩きつぶすという「対治」を批判し、「同治」を進める心に強く共感しました。 生きるヒントは5巻までが発売されていると思うのですが、私はこの2巻が一番気に入っています。
信じるためのヒント
生きるためには自分を信じていかなければなりません。しかし自分を信じるとはどういうことか? 本の中で述べられているたくさんのヒントを見て、考え、そのうちに自然とわかってくるのではないかと思います。自分自身の生きかたを反省し見返すことが出来る一冊だと思います。ちょっとした心がけで人生を豊かにすることが出来るのかもしれません。
角川書店
生きるヒント〈4〉本当の自分を探すための12章 (角川文庫) 生きるヒント〈3〉傷ついた心を癒すための12章 (角川文庫) 生きるヒント〈5〉新しい自分を創るための12章 (角川文庫) 生きるヒント―自分の人生を愛するための12章 (角川文庫) 人生の目的 (幻冬舎文庫)
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