フランスと脱植民地化
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ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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人気ランキング: | 171647 位
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参考価格: | ¥ 2,415 (消費税込)
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脱植民地化の過程からポストコロニアルな現代を照射する
現代フランスの自我に深く根を下ろす植民地帝国としての過去。
その重大さに比して概説書が意外なほど少ない現状は
憂慮すべきものに他ならない。
そんな中、本書は現代史における植民地支配のエピローグ、
いわゆる「脱植民地化」の流れを大筋で掴むには
比較的適したものといえよう(ちなみに著者はイギリス人)。
地域的な偏りもなくよく整理された編まれ方で読み進めやすい。
惜しむらくは翻訳のレベルであり、日本語の煩雑さ、硬さ、
稚拙さで立ち止まってしまうことがしばしば。
せっかくの良書なのだから、専門書とはいえプロの
翻訳家と連携して読みやすく訳すことも心がけて頂きたい。
晃洋書房
アカディアンの過去と現在―知られざるフランス語系カナダ人
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